無料メルマガ【成功起業考察】 2011年5月21日配信

本文タイトル:「弱点」を「強み」に変えるものは?

ビジネスには、「経営資源」というものが非常に重要で大きな要素となってきます。

「経営資源」は、「ヒト」「モノ」「カネ」という3つの言葉で示すことが多いようですが、最近は、情報化社会を受けて、「情報」を加える場合もあります。

さて、この「経営資源」においては、あらゆる面で中小企業は大手企業の後塵を拝することが多いものです。

そして、そのような中小企業の経営戦略としてもてはやされたのが、「ランチェスター戦略」と呼ばれる経営戦略でした。

でも、ここで「ランチェスター戦略」を論じるつもりはありません。

ここでは、ある本に書いてあったことをシェアしたいと思います。

経営資源において、中小企業はどうしても大手企業には敵いません。

その差が、そのまま中小企業にとっての弱点になることも多々あります。

しかし、この本を読ませていただいたところ、『「あるもの」で、その「弱点」を「強み」に変えてしまうことも可能だ!」ということに、いたく感銘を受けました。

その「あるもの」とは、ズバリ『発想力』です(筆者は「発想の転換」と説明しております)。

「なんだ!『発想力』か・・・ありきたりじゃん!」と思わずに、ぜひ、続きを読んでいただきたい。

その本の著者はサロンの経営者であり、その本の中でサロンの立地に関して書いておられました。

一般的に、接客商売のおける店の立地は、「駅の近くが有利」と考えがちです。

それは、多くの人の目に付き易いということと、お客様が行き易いという2つの理由があるからでしょう。

「カネ」という経営資源が少ない場合には、どうしても駅から遠い場所にしか店を持つ事が出来ず、それがその店の弱点となってしまうこともあります。

実際に、この本のサロン経営者も広さにこだわった為に、駅から徒歩30分という立地的に不利な場所にしか店を持つことが出来なかったようです。

さて、この本の著者は、この「弱点」をどのように「強み」に変えてしまったのでしょうか?

このサロンも当初は苦戦を強いられ、この弱点を補うために『電車でお越しのお客様は駅まで車で送迎します』というサービスを広告で打ち出しました。

それでも、なかなか入客は増えなかったようです。

しかし、送迎したあるお客様のひと言でこの事態は打開します。

そのひと言とは、「送迎してくれるなんてお姫様気分ですね。」という言葉です。

あなたなら、この言葉からどのような発想が浮かびますか?

普通なら、「お客様が喜んでくれた!やっぱり送迎を始めて良かった!」で終わってしまうことも多いのではないでしょうか?

このサロンでは、このお客様の言葉を受けて、広告の文面を『送迎付きで優雅な気分に浸れるサロン』という文面に変えたそうです。

なんと、それから、新規客が文面を変える前の10倍に増えたそうです。

やったことと言えば、広告の文面を変えただけ。

それ以外は何も変わったことはしていません。

もともと、サロンに通われる方は、「日常を忘れて優雅な気分に浸りたい」という方も多いでしょうから、『送迎付きで優雅な気分に浸れるサロン』という文面は、そのような人たちの心にジャストミートしたに違いありません。

その人たちにとっては、車の送迎が「駅から遠い為のサービス」というマイナスを補うだけのイメージから、「優雅な気分に浸れるサービス」という付加価値のある、むしろ、強みとも言えるサービスに昇華したわけです。

このように、発想力によって、「弱点」を「強み」に変えてしまうことも可能だというわけです。

他にも、サロン経営をしていない方にでも、凄く気付きのある内容の本となっているので、ぜひ、読んでみることをお勧めします。

本のタイトル:「お客様がずっと通いたくなる小さなサロンのつくり方」著者:向井邦雄氏

★無料メルマガ【起業書士の成功起業考察】投稿記事一覧に戻る⇒

このページのトップへ