無料メルマガ【成功起業考察】 2011年6月6日配信

本文タイトル:会社が存続する為の絶対条件とは?

いつの世になっても、違法行為と知りながら粉飾決算する会社が後を絶たないようです。

粉飾決算の目的はいろいろと考えられますが、

中小零細企業の場合は、「金融機関からの信用維持」が目的であることが圧倒的に多いです。

金融機関からの信用を失うことは、「貸し渋り」や「貸し剥がし」を誘因することになるからです。

なので、赤字を黒字に粉飾することにより、金融機関からの信用を維持し、

「貸し渋り」「貸し剥がし」による資金の枯渇を回避しようとするのです。

これは、たとえ赤字が続いたとしても資金さえ回っていれば、企業が存続し得ることを意味しています。

また、「黒字倒産」という言葉を聞いたことがあると思います。

「黒字倒産」は、利益が出ていたとしても、資金が枯渇することで起こります。

実は、「日本企業の倒産の半分以上が黒字倒産」というデーターもあるぐらいです。

黒字であるということは金融機関からの資金調達も可能なはずでしょうから、資金が枯渇する時期さえ把握していれば事前に対処出来るはずです。

それにも関わらず、「黒字倒産」が多く起っているというのは、損益だけを注視している経営者がまだまだ多いからです。

利益がある会社は、普通は手元にも現金があるものです。

しかし、発生主義を原則とする企業会計においては、損益と現金の収支は必ずしも一致していません。

つまり、損益だけに囚われてすぎると手元にある現金を見誤ってしまい、支払不能による黒字倒産を引き起こしてしまうのです。

なので、企業会計の収支とは別に「資金繰り」というものを把握しておかなければならないのです。

赤字続きの会社でも資金繰りさえクリアーしていれば、会社として存続することができます。

黒字続きの会社でも資金繰りがうまくいかなければ、会社として存続できないことがあります。

このように、資金を枯渇させないこと(資金繰り)が、「会社が存続する為の絶対条件」であるということになります。

しかし、「会社の存続には資金繰りが重要だ!」と思っているだけではいけません。

資金繰りを正確に把握するためには、資金繰りを構成する各要素を理解しておかなければならないからです。

次回以降で、この辺を詳しく掘り下げていこうと思います。

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