無料メルマガ【成功起業考察】 2011年11月25日配信

本文タイトル:人間は、たったひとつの目的の為に生きている

今回の記事は、成功起業【種の保存論】というテーマの第1回目の記事です。続けてお読みいただくことで内容が理解できると思いますので、どうぞ続けてお読みいただければと思います。

「あなたにとって、人生のゴールは何ですか?」こう質問をされると、人はさまざまな答えを出すと思います。
ある人は「お金持ちになることです。」と答えるでしょうし、ある人は「世界中から名声を得ること」と答えるかもしれません。人は、このように自分の置かれた環境や考え方によって、その問いに対して導き出す答えはさまざまなのです。

しかし、次のように問いを続けたとしたらどうでしょうか?

問い「なぜ、お金持ちになりたいのですか?」
答え「お金持ちになれば、欲しいものが買えるからです。」
問い「なぜ、欲しいものを買いたいのですか?」
答え「欲しいものが買えれば、満足した気持ちになれるからです。」
問い「なぜ、満足した気持ちになりたのですか?」

このように「なぜ、」という問いを繰り返えしていくと、必ず最後はひとつの答えに行きつくそうです。

そのひとつの答えとは、「幸せになりたいから。」です。
つまり、「人生のゴールは、幸せになること」という答えに誰もが行きつくということです。

近年注目を浴びている「ポジティブ心理学」とは、「よい人生」について科学的に探究し、その実現に向けて心理学的な介入を試みていく学問ですが、この学問の原点になっているのがこういった考えだそうです。まっ、何となくこの考えには納得しますよね。

じゃあ、ここで次のような質問をされたとすれば、あなたはどのように答えますか?
「幸せとは、どういう状態の時に感じるものなのですか?」

この質問には、「欲しいものを買ったとき」などと、先ほどの「なぜ、」を繰り返した時に答えたのと同じような答えをあなたは言うかもしれませんね。
しかし、これでは堂々巡りですよね。
実は、このような答えを出してしまうのは、あくまでも心理的な側面から答えを出しているからに過ぎません。

人間も生物の中の一つの種に過ぎないと考えたときには、たった一つの違う答えが導き出されます。
「幸せとは、種の保存に適した環境にいる時に感じるもの。」
これが、そのたった一つの答えです。

人間が生きている究極の目的は「種を保存」することであり、その目的のために、「種を保存するための環境を作り上げることに幸せを感じさせる」という心理的機能が備わっているのだと考えられるのです。なぜなら、逆に「辛い」と感じるならば、人はそれを目指さなくなってしまうからです。
つまり、「幸せ」という心理的状態も、種を保存することに向かわせるために作り上げられた高次的機能の事象に過ぎないと私は考えているわけです。

これが、私が「人間の究極の目的は、種を保存すること」と考えている理由です。

このように「人間の究極の目的は、種を保存すること」とすると、「子供の頃に目指すもの」「大人になってから目指すもの」がはっきりと見えてきます。

子供は何を目指しているのかというと、子供は大人になることを目指しているのです。
なぜ、大人になることを目指しているのかというと、種を保存する為には知恵を身に付ける必要があり、その知恵を身に付けているのが大人だと考えているからです。
まっ、実際に子供がそういう風に考えているわけではなく、本能的にそのように理解しているのです。

子供というのは、実にさまざまな夢を持ちます。
「パイロットになりたい。」
「ケーキ屋さんになりたい。」
「お父さん(お母さん)のようになりたい。」

でも、これらはすべて、大人になった姿を想像して言っているに過ぎません。
「僕はヒーローになる!」という子供もいるかもしれませんが、ヒーローも大人としての姿を偶像化したものに過ぎないのです。
だから、子供が目指しているのは、やっぱり大人になることなのです。

じゃあ、大人は何を目指しているのでしょうか?

大人は、「種を保存するための環境を守る」ことを目指しているのだと思います。
子供の頃から積み上げてきた知識と経験を駆使して、種を保存するにはどういう環境が適しているかを考え、その理想とする環境を守ることを目指していると考えられます。
社会というのも、種を保存するのに適した環境を守る為に、大人たちが構築したシステムと考えることが出来ます。
子供も大人も、それぞれの目指すこと(これは、どちらも「種の保存」になるわけですが)のために、いろいろな知識や経験を得たいという欲求が生まれるのです。
マズローの欲求段階説も、「種の保存という目的のための段階的欲求」だと解釈することができます。

このように、「種の保存」という究極の目的のために、人は知識と経験を積み重ねていくわけですが、実は、このことがあなたの成功を邪魔している大きな要因になっていることがあるのです。

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