下限値となる資本金額は?

資本金というのは、『商品を仕入れたり』『事業に必要となる什器備品を購入したり』『自分の会社の従業員に対する給料などを支払う』などの元手となるものです。

ですので、当初のある程度の期間までの、商品を仕入れたり、什器備品を購入したり、給料を支払うなどのお金は、資本金として用意しなければなりません。

これが、「元手として最低限必要な下限値」という観点です。

「下限値はどのように算出するか?」

さて、この下限値を具体的にどのように推し量るかというと、やはり資金繰り表を作って算出するしかないと思います(資金繰り表を作る際には、会社設立前に支払わなければならない現金支出なども考慮しなければならないことにも注意しなければなりません)。

でも、資金繰り表を作れといっても、開業後の売り上げがどう転ぶか分からないので、正確な数字が出ようはずがありません。

そんなことなら、「いちいちそんな計算しなくても、資本金で用意した分が不足したら会社への貸付金として追加すればいいじゃないか!」と思われるかもしれません。

しかし、それでは会社にとっては負債となってしまうため、会社の資産状況を対外的に評価してもらう時には、あまり好ましい状態ではありません。

今は、昔ほど資本金の金額の多寡で会社の信頼性が左右されることはありませんので、決して無理に資本金額を上げる必要はありませんが、少なくとも事業開始当初に必要な資金は資本金として投入した方が良いと思います。

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